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弘前藩主津軽家代々の居城であった弘前城の敷地に広がる弘前公園。国内屈指の桜スポットとして知られ、毎年約2600本もの桜が華やかに咲き誇ります。
そんな弘前の桜スポットを目指し、盛岡から東北自動車道を経由して、途中SAに立ち寄りグルメやショッピングを楽しみつつ北上。弘前市街では美術館や歴史的な洋館などを訪ねながら、桜色に染まる弘前市街を巡るモデルコースをご紹介します。
雄大な岩手山を見ながら、東北自動車道を走り弘前を目指します!

盛岡ICを起点にして岩手山SA下りに立ち寄り、その後一気に北上して弘前公園で桜を愛でる春のドライブコース。岩手山SA下りまでは盛岡ICから30分ほどで到着します。その後、大鰐弘前ICで降りて弘前市街地までは約20分。片道で約160kmの走行ですので、往復でも約320km。走りやすい高速道を経由することもあり、弘前で桜を観賞しても十分に日帰りで楽しめるドライブコースです。
また、弘前公園以外にも岩木山麓にある桜林公園や弘前市百沢から常磐野までの20kmの県道沿いにある約6500本の世界一長い桜並木など、あちこちに桜スポットがあります。
【往路で立ち寄りたい】岩手山SA(下り)

東北自動車道を北へ進んでいると、左側に見えてくるのが岩手山SA(下り)です。雄大な岩手山の裾野に位置し、敷地内には東屋やテーブル、ベンチなどが設置されていて、天気のよい日はゆっくり休みながら景観も楽しめます。

フードコートでは、岩手名物の「盛岡冷麺」や、冷麺を熱々にしてピリ辛で味わう「盛岡温麺」(冬期間)、そして県内の特別飼育鶏「菜彩鶏」を使ったメニューなどが味わえます。冷麺はコシのある麺、牛肉チャーシュー、そして好みの辛さを楽しむために別皿に添えられた”別辛”のキムチなど、本場の味そのもの。これから暖かくなるシーズンにぜひ味わいたいですね。
■メニューDATA
商品名
盛岡冷麺
販売場所
いわての味処「山ろく亭」
販売時間
11:00~20:00

サービスエリア内にある「森のなかのパン屋さん」で一番人気のメニューが、フォルムが特徴的な「いわて山メロンパン」。形が岩手山そっくり! 外はしっかりとした生地ですが、中はフワフワでメロンフレーバーのクリームも入っていて大好評。自分用とおみやげ用と、何個も買いたくなります。
■メニューDATA
商品名
いわて山メロンパン
販売場所
「森のなかのパン屋さん」
販売時間
8:00~17:00

フードコートのスイーツでぜひ食べたいのが「焼走り熔岩流ソフトクリーム」。岩手山の熔岩をイメージした黒色は竹炭を使って出したそう。ソフトクリームのベースはバニラで、そこに宮古の塩を加え甘さを引き立てています。
■メニューDATA
商品名
焼走り熔岩流ソフトクリーム
販売場所
森のソフトクリーム屋さん
販売時間
8:00~20:00
東北自動車道路 岩手山SA(下り)
電話番号
0195-75-0643
台数
大型36台/小型91台
公式サイト
国内屈指!人生で一度は見たい「弘前公園」の桜絶景

大鰐弘前ICから車で約20分、市街地にあるのが「弘前公園」です。さまざまな品種の桜、およそ50種2,600本が約2週間にわたって咲き続ける国内屈指の桜スポットです。
かつて代々の弘前藩主が居城にしていたこともあって、園内には弘前城の天守もそのままの姿で残っています。東北では現存する唯一の天守で、全国的にも「現存12天守」に数えられる貴重な文化財です(石垣修理に伴う「曳家(ひきや」によって現在は本丸内部に移動)。この天守と一緒に美しく咲く桜が一緒に見られるというのも弘前公園の大きな魅力です。

お濠の水面全面を桜の花びらが覆う「花いかだ」や、築城当時からある朱塗りの欄干と黒塗りの橋桁のコントラストが見事な「杉の大橋」、そして西濠沿いでは、道沿いの左右に桜が植えられていて満開の時期には「桜のトンネル」が楽しめます。

園内のあちこちに出店があり、昔ながらのお化け屋敷や遊具施設なども登場。昼間だけでなく、夜桜見物もまた格別です。
さくらまつりの期間中、富士見橋と岩木橋に無料臨時駐車場を設置していますが、土日祝はそれでも渋滞は避けられません。時間にゆとりを持ってお出かけするのがよいでしょう。
弘前公園
住所
青森県弘前市下白銀町1
電話番号
0172-37-5501(弘前市立観光館)
営業時間
入園自由
開催期間
4月10日(金)~5月5日(火)※2026年度
駐車場
さくらまつり期間中無料臨時駐車場を設置、ほか周辺有料駐車場利用
弘前公園とともに訪れたい「旧第五十九銀行本店本館」

弘前公園から徒歩5分ほどのところにあるのが「旧第五十九銀行本店本館」です。現在の青森銀行の以前の本店で、明治37(1904)年に建てられました。
設計者である堀江佐吉の最高傑作として名高く、洋館の多い弘前でも必見の国の重要文化財と言えるでしょう。ルネサンス風のシンメトリーな造りで、頂上には展望台を兼ねた装飾塔がついています。

旧第五十九銀行本店本館
住所
青森県弘前市元長町26
電話番号
0172-36-6350
営業時間
9:30~16:30(さくらまつり期間中は~18:00)
休業日
火曜
料金
200円
駐車場
なし
青森で現代アートを楽しめる「弘前れんが倉庫美術館」

旧第五十九銀行本店本館から徒歩で12分、車なら7分ほどで着くのが「弘前れんが倉庫美術館」です。築100年の煉瓦造の建物をリノベーションした美術館で、世界的に活躍する美術家・奈良美智さんの作品をはじめ、国内外の個性的な現代アート作品を展示をしています。
敷地内にはカフェとショップが隣接していて、併設工房で醸造したシードルやアートグッズを多数販売しています。

ジャン=ミシェル・オトニエル(エデンの結び目)撮影:トコロスタジオ
弘前れんが倉庫美術館
住所
青森県弘前市吉野町2-1
電話番号
0172-32-8950
営業時間
9:00~17:00
休業日
火曜(祝日の場合は翌日)
料金
観覧料は展覧会により異なる
駐車場
なし
【復路で立ち寄りたい①】花輪SA(上り)

桜満開の弘前観光を満喫した後、再び大鰐弘前ICから東北自動車道に入り帰路へ。ちょっとひと息つくのにおすすめなのが花輪SA(上り)です。
ここにはおなじみの牛丼チェーン「松屋」があり、秋田限定の「いぶりがっこ牛めし」が味わえます。

秋田名物の「いぶりがっこ」を刻み、牛めしの上にほどよく乗せていて、さらに半熟玉子と一緒にかき混ぜて食べると牛肉の旨味と絡み合い絶妙なテイストに。この限定牛めしが味わえるのは、秋田市の広面店と花輪SAだけ!
■メニューDATA
商品名
いぶりがっこ牛めし
販売場所
軽食・フードコート
販売時間
7:30~19:30
サッと食べたいなら、テイクアウトが可能で気軽に味わえる「牛めしバーガー」もおすすめ。定番の牛めしのほか、「カルビバーガー」「とんかつバーガー」と3種の味が楽しめます。

■メニューDATA
商品名
牛めしバーガー
販売場所
花輪SA(上り)内「はなわこまち」
販売時間
4月下旬~10月下旬の土日祝11:00~15:00 ※営業時間変更の場合あり

花輪SA(上り)で人気のおみやげといえば、青森県産のリンゴを使った「パティシエのリンゴスティック」。シロップ漬けされた甘いリンゴをサクサクの生地のパイで包んだ定番商品です。車内でも食べやすいので、自分用のおやつにもおすすめですよ。
■メニューDATA
商品名
パティシエのりんごスティック
販売場所
ショッピングコーナー
販売時間
7:30~19:30
東北自動車道路 花輪SA(上り)
電話番号
0186-30-0075
台数
大型14台/小型70台
公式サイト
【復路で立ち寄りたい②】岩手山SA(上り)

花輪SA(上り)のほか、食事を目当てに立ち寄るのにおすすめなのが岩手山SA(上り)。南部片富士とも呼ばれる岩手山の全景を真正面から眺められます。天気のいい日には「ぜひ立ち寄って、その絶景を楽しんでもらいたい」と、岩手山SA(上り)の支配人も絶賛!

そんな岩手山SA上りの名物は、なんとサーモン。山なのにサーモン?と少々不思議な感じもしますが、実は岩手山の伏流水で育てたニジマスは脂ののりがよく一度食べたら忘れられなくなるほど。時期によって、宮古産の銀鮭に変わる場合もありますが、そちらもまた脂のり、味ともに申し分ありません。極上のサーモンが丼で1200円で味わえるのは、かなりお得かもしれません。

■メニューDATA
商品名
盛岡サーモン丼
販売場所
麺丼屋「RINDOU」
販売時間
24時間
敷地内にあるテイクアウトコーナー「東北 旨いもん処」は、気軽に岩手の食材を使ったファストフードが食べられるスポット。岩手短角牛や佐助豚、たのはたソフトなど、その種類も豊富です。
なかでも人気となっているのは、脂肪分が少なくヘルシーな赤身のお肉が特徴の岩手短角牛を使った「短角牛メンチカツ」です。肉の旨味たっぷりメンチカツをぜひ頬張ってみてください。


■メニューDATA
商品名
短角牛メンチカツ
販売場所
岩手山SA(上り)内「東北 旨いもん処」
販売時間
9:00~17:00(11~3月は10:00~16:00)
東北自動車道路 岩手山SA(上り)
電話番号
0195-75-0641
台数
大型28台/小型91台
公式サイト
弘前公園のさくらまつりへ東北自動車道で出かけよう

岩手県盛岡市を起点に、岩手山と岩木山2つの名峰をつなぐ弘前桜ドライブ。行きは岩手山SAで絶景とグルメを、帰りは花輪SAでおみやげ選びやファストフードを楽しみます。
移動時間も旅の思い出。春のピンク色に染まる景色と、東北自動車道のSA・PAならではの楽しみを組み合わせて、今春の桜ドライブを計画してみてはいかがでしょうか?