実は『未知の細道』では、以前から何度もユニークな湖を取り上げている。
湖とは、ボートやカヌーに乗ったり、釣りをするだけではない。実に色々な楽しみ方がある!ということを世に広めていくためにも、改めてその魅力をダイジェストで紹介してみたい。
まずは日本を代表する琵琶湖(滋賀県)。
琵琶湖の何がすごいかといえば、その大きさだけではない。なんと日本で唯一の人が住む島「沖島」があるのだ。湖畔からは定期船もちゃんと出ていて、島の暮らしがある。


島に人が住むようになったきっかけは、源氏の落ち武者7人が島に流れ着いたことだという。だから、島に住む人は全員がその末裔で、いまでも南、北、西居、茶谷、中村、小川、久田の7つの姓以外の人はわずかしかいとか。
沖島には私自身も行ったことがあるのだが、島内には車が走っていないので、ゆったりとした独自の「アイランドタイム」が流れている。