未知の細道
未知なる人やスポットを訪ね、見て、聞いて、体感する日本再発見の旅コラム。
194

みずうみアソビのススメ 湖で泳ぐ、沼を歩く

文= 川内有緒
写真= 川内有緒
未知の細道 No.194|27 September 2021
この記事をはじめから読む

#7ユニークな湖の楽しみ方いろいろ!

実は『未知の細道』では、以前から何度もユニークな湖を取り上げている。
湖とは、ボートやカヌーに乗ったり、釣りをするだけではない。実に色々な楽しみ方がある!ということを世に広めていくためにも、改めてその魅力をダイジェストで紹介してみたい。

まずは日本を代表する琵琶湖(滋賀県)。
琵琶湖の何がすごいかといえば、その大きさだけではない。なんと日本で唯一の人が住む島「沖島」があるのだ。湖畔からは定期船もちゃんと出ていて、島の暮らしがある。

  • 琵琶湖に浮かぶ沖島にはぎっしりと家が立ち並んでいる
  • 島の高台から見た街並みと琵琶湖。

島に人が住むようになったきっかけは、源氏の落ち武者7人が島に流れ着いたことだという。だから、島に住む人は全員がその末裔で、いまでも南、北、西居、茶谷、中村、小川、久田の7つの姓以外の人はわずかしかいとか。

沖島には私自身も行ったことがあるのだが、島内には車が走っていないので、ゆったりとした独自の「アイランドタイム」が流れている。

【未知の細道】No.36 源氏の代から変わらない琵琶湖に浮かぶ神の島
文・写真 和田 靜香
このエントリーをはてなブックマークに追加

未知の細道とは

「未知の細道」は、未知なるスポットを訪ねて、見て、聞いて、体感して毎月定期的に紹介する旅のレポートです。
テーマは「名人」「伝説」「祭り」「挑戦者」「穴場」の5つ。
様々なジャンルの名人に密着したり、土地にまつわる伝説を追ったり、知られざる祭りに参加して、その様子をお伝えします。
気になるレポートがございましたら、皆さまの目で、耳で、肌で感じに出かけてみてください。
きっと、わくわくどきどきな世界への入り口が待っていると思います。