2014年の旅の1日目はほかに、「たてヨコオいしいこんにゃくパーク」にも。工場見学と試食が無料というこの施設。サラダ、煮物、デザートまですべてこんにゃくのバイキングが、広々としたレストランに並ぶ光景は圧巻。大人の工場見学を楽しみ、いざ宿へ向かう。
この遠足に参加するようになるまで知らなかったが、大晦日と元旦には宿もちょっと特別な振る舞いをするところが多いようだ。夜中に年越しそばが出てきたり、元旦にはおせちのようなめでたい朝食が出たり。宿の人とも「あけましておめでとう」と言い合えるのも嬉しい。
さて、このときの旅行には既婚者もぐんと増えて、私たちを含めて5組ほどの夫婦が参加していた。女性同士は、温泉につかりながらちょっとした愚痴を言い合ったりもするのだが、このガス抜きできる場のありがたさったら。どうしても夫婦関係は煮つまりがちなのだけれど、ここには夫婦を取り巻くコミュニティがしっかりある。
この仲間うちで離婚をした人がいまのところ誰もいないのだが、それはきっとこのコミュニティのおかげもあるのでは?と密かに思っている。少なくとも私にとっては、私以上に夫をよく知る仲間たちが見守ってくれていること、相談にのってくれることでどれだけ助けられてきたか計り知れない。
さて、2015年の幕開けは、赤城神社への参拝。実は今回のメインパワスポはこちらだそう。夜のうちに雪が降り一気に冬景色、寒くなったなか、今年の願掛けを。もちろん願うのは、無事の出産。「赤ちゃんが無事に生まれてきますように。一緒にこの旅行に行けますように」。
その後、羊やアルパカのいる「赤城高原牧場クローネンベルク」へ。未年の初日に羊に会えるなんて、なんだか幸先がいい感じ。遊具や乗り物でも大いに遊び、この年は帰途についた。