今回、トゥクトゥクで三浦半島をほぼ半周して感じたのは、圧倒的な気持ち良さだった。車ともバイクとも違う乗り物で、風を切って走るのがこれほど爽快だとは知らなかった。
もうひとつ、気づいたことがある。トゥクトゥクというマシンの境界のない解放感が、自分たちと町の距離も縮めてくれた。すれ違う人から笑顔を向けられたり、話しかけられたり。車やバイクで移動してから、そんな経験はまずない。
僕は、旅の醍醐味は人や景色、食べ物、あらゆるものとの出会いだと思うけど、そこにこれまでにない刺激を加えてくれたのが、トゥクトゥクだった。それを裏付けてくれるガールズたちの言葉で、三浦半島トゥクトゥクドライブを締めよう。
「トゥクトゥクで走る。それだけで、『旅感』がすごかった」(アオキさん)
「最初は珍しい乗り物に注目されてるのが少し恥ずかしかったけど、大きなエンジン音も坂を上る馬力も風の感じもひっくるめて異国情緒があったな」(ゴトウさん)
「今日走った道は車で来たこともあるけど、車の何十倍も楽しかったです」(ヒラガさん)