東北道で東京方面へ向かう際、栃木県最後の休憩スポットとして絶好のロケーションにある佐野サービスエリア(上り)。2026年3月の全面リニューアルにより、真新しい姿へと生まれ変わりました。
隈研吾建築都市設計事務所の監修によるスタイリッシュなデザインも大きな話題に。本記事では、一新された絶品グルメから、地元・佐野や栃木県内、さらには東北道沿線のアイテムも充実したおみやげ、快適な館内施設まで、今行きたい佐野SA(上り)の見どころを徹底的に紹介します!
施設全体を“Park”に見立て、「風」をテーマにした建築に注目!

リニューアルオープンしたばかりの佐野SA(上り)で注目したいのは、数々の名建築を手掛けてきた隈研吾建築都市設計事務所が監修した建築デザインです。スタイリッシュな印象ですが、木のぬくもりを感じる温かみのある建物です。
館内はショッピングコーナーの商品棚が低く抑えられていて、開放的な雰囲気。フードコートとショッピングコーナーの仕切りは上段が空いており、圧迫感のない落ち着いた空間が広がっています。「風」をコンセプトにしたデザインで、ドライブ休憩でひと息つくのにぴったりです。


もう一つの大きな特徴が、栃木県内の特産である大谷石をイメージさせる素材が各所に使われていること。中央入り口の目の前にあるロゴマークと「SANOサービスエリア」の名称が記された案内板、フードコートを囲む背丈の低い仕切りなど、温かみのある内装がデザインのアクセントになっています。

フードコートとレストランを仕切るのも、緑が飾られた背丈の低い壁。施設全体をひとつの“Park”と見立てていて、風通しのよさそうな印象にするための建築アイデアが満載。お目当てのグルメやショッピングを楽しんだ後に、建物を見て回るのもおすすめです。


地元食材やご当地メニューがずらり!おすすめのイートイングルメ3品を実食

佐野SAの大きな魅力の一つが、充実したイートイングルメ。ラーメン、そば&うどん、定食&丼&カレーの3軒のお店があるフードコートのほか、ゆったりとした空間で食事が楽しめるレストランがそろっています。今回はおすすめグルメを3つご紹介します!
高速道路初出店!市内の名店が監修した佐野ラーメン

「日本ご当地ラーメン総選挙2025」で日本一に輝いた、佐野SAの地元・佐野のご当地ラーメンである佐野ラーメン。その大人気のお店がSA・PAに初出店したのが、フードコート内の「麺屋ようすけplus」です。
様々なメニューがありますが、まずはシンプルな「佐野ラーメン」で名店の味を堪能しましょう。麺屋ようすけの店主が佐野SAのために開発したというスープは、あっさりとしていながら奥深い味わいで、飲み干したくなるおいしさ。スープのベースとなる鶏ガラや野菜などたっぷりの具材のうま味が調和していて、店主のこだわりが感じられます。

同様に、佐野SAのために独自に開発した麺は、麺屋ようすけ店主のこだわりにより、市内の製麺所で製造されています。不規則にちぢれがあり、スープがたっぷりと絡んでくれるのが特徴。口に運ぶと、モチモチとしたコシの強さが感じられます。
一番シンプルな「佐野ラーメン」の具は、チャーシュー1枚とメンマ、ネギの3種。煮たまご入り、チャーシュー4枚入りも選べるほか、チャーシュー丼や温玉肉味噌丼とのセットもそろっています。


卵の味が濃い!市内産の卵を使ったボリューム満点のオムライス

正面に向かって左奥に設けられているレストラン「SANO SKY DINER」。県内産の食材を使ったハンバーグや耳うどんなど多彩なメニューがそろうなか、おすすめが「佐野市産寿宝卵のオムライス」(デミグラスソースとケチャップの2種)です。
口にするとまず驚くのが、ふわふわ食感の卵のおいしさ!佐野市内産の「寿宝卵」を使っていて、濃厚なうま味と深いコクが感じられます。料理長曰く、店内で手作りされたデミグラスソースは、この卵の味に負けないよう、風味を強めにしているとか。

中に入っているチキンライスは、大盛りご飯並みのボリュームがあるのもうれしいポイント。野菜のグリルとスープが付き、大満足の内容です。
なお、SANO SKY DINERは2面が窓になっているので、フードコート同様に明るく開放的な雰囲気に包まれています。隣の席と仕切られた円卓もあり、グループや家族でプライベート感ある食事ができるのも魅力です。レストラン利用者専用のトイレも完備しています。


注目度アップ中のご当地料理!2代目ハイウェイめしにもエントリーした「かぬまシウマイ」

フードコートにある「くろはかま亭」のなかで、ぜひ味わいたいのが「かぬまシウマイ定食」です。地域の特色を生かしたSA・PA自慢のグルメ「2代目ハイウェイめし」としてエントリーしていた人気メニューです。
かぬまシウマイは、佐野SAのある佐野市の東に位置する鹿沼市のご当地メニュー。宇都宮の餃子のように市内にシウマイが食べられるお店がたくさんあり、鹿沼名物となっています。
「くろはかま亭」の定食は、鹿沼市から仕入れた肉シウマイとニラシウマイが2個ずつ、食べ比べができるのが特徴。いずれもジューシーで肉のうま味が濃く、白米が進む味わいです。ニラは鹿沼市の特産品でもあり、ご当地感が満点のメニューです。

「くろはかま亭」ではそのほか、最初に紹介した「麺屋ようすけ」の餃子の定食や、鹿沼の名物であるこんにゃくを使った牛すじの丼、300~350gとビッグサイズの角煮が楽しめる丼などがそろっています。

ドライブのお供にピッタリ!ご当地感あるテイクアウトグルメ

佐野SAのテイクアウトコーナー「旅のイロドリカフェ」のメニューも充実したラインナップ。茨城県のコーヒー専門店「SAZA COFFEE」のスペシャリティコーヒー、全5種あるフラッペ、小ぶりで食べ比べができるマフィン、大サイズのクッキーなどがそろっています。ここでは、おすすめの3品を紹介しましょう。
見た目の可愛さも人気!佐野ラーメンの味わいが再現されたさのまる焼き

もっともご当地感があってユニークな商品が、「さのまる焼き(ラーメン)」といえるでしょう。小麦粉をベースに独自に配合した今川焼のような生地で、レストラン「SANO SKY DINER」で提供されている佐野ラーメンを包んで焼いたものです。スープこそ入っていませんが、麺や具も同じものが使われていて、佐野ラーメンそのものの味わいです。
佐野市のブランドキャラクターである「さのまる」をかたどっているのも大きな魅力の一つ。写真を撮りたくなるかわいさです。同じ見た目のつぶあん280円も人気です。

生地の食感が楽しい!市内の洋菓子店で人気の生ドーナツ

佐野駅前にある洋菓子店「Bistro Port&Terre」から取り寄せた生地を使った、生ドーナツの「フラッフィードーナツ」。店内で発酵させてから揚げているため、ふわふわ&もちもち食感が楽しめます。
なかにたっぷりと入ったクリームは、カスタード、栃木名物のレモン牛乳、同じく栃木名産のいちご、チョコレートの4種。通常はスリーブに包まれて提供されます。

オリジナルの味を開発!栃木ならではのスイーツ・レモン牛乳ソフト

佐野SAのソフトクリームにもご当地メニューを見つけました。「レモン牛乳ソフト」です。
レモン牛乳を製造する栃木乳業に承認を得た正真正銘、正統派のレモン牛乳ソフト。ややしゃりっとした食感があるのが特徴。スプーンが食べられるのも楽しいポイントです。


佐野ラーメンコーナーも話題!県内や沿線の名品がそろうショッピングコーナー

床や天井に木材をふんだんに使い、ぬくもりある空間が広がるショッピングコーナー。地元・佐野や栃木県内はもちろん、東北道沿線の名産品もそろっていて、旅先で買い忘れても安心な充実ぶりです。
とくに目を引くのが、佐野ラーメンコーナー。市内の名店が手がけた生麺タイプの箱詰めが壁一面に並んでいて、好みの商品を選ぶことができます。



そのほか、おすすめのおみやげ4品をピックアップしてご紹介します!
缶のデザインもGOOD!他にはない和洋折衷の山椒ビスケ

現存する国内最古のリゾートホテル「日光金谷ホテル」を源流に、鬼怒川金谷ホテルなどを展開する「KANAYA RESORTS」が運営する菓子ブランド「金谷菓子本舗」。佐野SAで販売されている商品のなかで、おすすめは「山椒ビスケ」です。
香り高いチーズ生地のクッキーに、実山椒を効かせた独自の味わいが特徴。甘さが控えめなので、おつまみ感覚で味わうのもおすすめです。
野菜とチョコの融合が新感覚!フルーツバージョンもそろうリピチョコ

フルーツや野菜をフリーズドライにして、ホワイトチョコレートをしみ込ませた「リピチョコ」。佐野市内で採れたいちごのスカイベリーも人気ですが、新感覚の味を楽しむなら「リピチョコ ミニトマト」がおすすめです。
しっかりと感じられるミニトマトの風味とホワイトチョコレートが一体となり、不思議なおいしさ。キュートなパッケージも魅力です。
ふわふわ食感!こだわりの卵を使ったみかもの月

栃木県内の菓子メーカーが生み出した「みかもの月 カスタード」もおすすめのおみやげです。
小袋を空けるとまず驚くのが、スポンジのふわふわ感。やさしい口あたりに心も和みます。なかに入っているカスタードクリームは、栃木市都賀町のこだわりの卵「つがのさくら」を使っていて、卵の風味がしっかりと感じられます。
甘酸っぱいいちごクリーム入り5個入り1,250円も販売されています。
佐野SAオリジナル!楽しみ方が多彩ないちごミルクの素

佐野SAのオリジナル商品「いちごミルクの素」は、牛乳や無糖ヨーグルトと一緒に味わういちごシロップ。5倍に希釈するのがおすすめです。
栃木県内産のとちおとめを濃縮したこちらの商品。表面の痩果(そうか)と呼ばれるつぶつぶも入っていて、いちごのおいしさを丸ごと味わうことができます。
下りとも行き来OK!佐野SAの充実した施設ガイド

グルメやおみやげが充実している佐野SAは、しっかりと休憩ができて、役立つ施設も充実しています。

POINT01
快適な休憩スペース

フードコートやレストランのほか、施設の内外にしっかりと体を休めることができるテーブルや椅子、ベンチが置かれています。グループで利用できる円卓&椅子、2人ずつで座りやすいベンチなど、ニーズに合わせて休憩場所を選べるのが魅力です。

POINT02
佐野SAオブジェ

建物中央の入り口にあるこのオブジェは、フォトスポットとしても人気を集めています。佐野を訪れた記念に撮影してみてはいかがでしょうか。
POINT03
ETC利用履歴発行プリンター

料金所で停車することなく利用できて便利なETC。でも、仕事などで利用履歴が必要な場合、クレジットカードの明細を待たなければなりません。そんなときに役立つ、ETC利用履歴が出力できるプリンターが用意されています。
POINT04
ベビーコーナー

スタッフが常駐しているインフォメーションに隣接して、授乳室やおむつ替えができるベビーコーナーも完備しています。
POINT05
宿泊施設

佐野SAの大きな特徴が宿泊施設「E-NEXCO LODGE」を併設しているところ。佐野SA(下り)へ向かう階段の前にあります。東北道では長者原SA(上り)とこちらのみの施設です。
深夜の移動になってしまった場合は、こちらの宿泊を選択肢の一つにぜひ。
デザイン性の高い館内で、食べて買って、休んで!佐野SA(上り)へ

高級リゾートホテルのような姿が印象的な佐野SA(上り)は、いかがでしたか?
ご当地感たっぷりのイートイン&テイクアウトグルメやおみやげが充実していて、通り過ぎてしまうのはもったいないSAです。 東北道を利用して東京方面へ向かう際は、旅の締めくくりにぜひ立ち寄ってみましょう。
東北自動車道 佐野SA(上り)
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