福島県のご当地グルメの中でも、特にローカル色の強い2つのメニューが人気となっている福島松川PA。上下線とも、東北ではよく知られた和食チェーン「和風レストランまるまつ」が手がけています。
「あまり他のSA・PAで出していない名物で、うちでできるものはないか?」そんな思いからスタッフが福島県内を食べ歩いて開発し、今では大人気に!そんな2つのご当地グルメメニューを深掘り紹介します。
あの福島グルメがSA・PAに! 開発スタッフが語る「必食メニュー2選」

今回は2つのご当地メニューの開発に携わった販売促進室の武山紫音さんにお話を伺いました。メニュー開発時には、「このSA・PAならではの独自性」、そして「おいしさと、お客様に納得いただける価格の維持」を大切にしているそうです。
福島松川PAで食べられる、2つのご当地メニューをご紹介します!
①コンセプトは福島ご当地&ガッツリ系!「会津カレー焼きそば」

NEXCO東日本が主催するSA・PAのグルメコンテスト「第1回ハイウェイめし甲子園」の際に登場したという「会津カレー焼きそば」。担当のひとりである武山紫音さんは「喜多方ラーメンや会津ソースカツ丼など有名なご当地グルメは、他のSA・PAですでにある」と考え、なにか別のメニューを出せないかと思ったそう。
そこで実際に県内の名物グルメを何軒か食べ歩き、目にとまったのが「会津カレー焼きそば」でした。1975年頃、会津の食堂が提供したのが始まりとされるご当地グルメです。

会津の味をそのまま出すよりも、カレーと焼きそばというおなじみのメニューに、和食レストランを手掛ける「まるまつ」らしさを加えようと、焼きそばにはかつ専門店監修の特製「とんかつソース」を絡め、スパイシーなカレーをかけて仕上げました。

すると、焼きそばに独特のコクと旨みが生まれ、これがお客様にも大変評判となりました。当初は「ハイウェイめし甲子園」の開催期間中のみの販売予定でしたが、そのままグランドメニューに昇格。今も人気メニューのひとつになっています。
②福島のレトロ洋食名物を丼にアレンジ!「ふくしまブルブル丼」

福島松川PAのもうひとつのご当地名物メニューとなっているのが「ふくしまブルブル丼」です。こちらは「第2回ハイウェイめし甲子園」の開催時に登場したメニューで、見事「平日MVP賞」を受賞しています。

醤油だれで炒めた豚バラ肉にたっぷりのブラックペッパー、そしてアクセントにレモンを効かせた眠気も覚めるような刺激的な味。もとは1960年代から2005年まで愛されていた、福島市の「レストランブルドック」で提供されていたご当地グルメです。
「体がブルブルと震えるほどのうまさ」とのことから“ブルブル”と言われるようになったのだとか。その伝説の味を丼で味わってみてくださいね。

こちらの丼でも「まるまつ」らしさは健在!豚バラ肉の下に敷かれた色鮮やかなレタスは、自社栽培している新鮮野菜。贅沢に丼いっぱいにのせられるのも納得です。
シャキシャキのレタスとブラックペッパーの効いた豚肉を一緒に食べるというスタイルが受け、こちらは男性だけでなく女性客の評判も上々です。担当の武山さんも「おそらくこのメニューもグランドメニューになるのでは」と話していました。
【メニュー開発秘話】価格とおいしさ、そして目に留めてもらう企画力が大事

「会津カレー焼きそば」では、ややスパイシーなカレーに、自社製品のとんかつソースで炒めた焼きそばを組み合わせることで、従来のカレー焼きそばにはない甘辛な旨味を出すことに成功。
また、「ふくしまブルブル丼」も自社のレタスがたっぷりと使用され、ビジュアル面も意識した仕立てでヘルシー感を演出。いずれも、ここでしか楽しめない個性豊かな一品となっています。
「今後も研究を重ね、よいメニューづくりに励んでいきたい」と武山さんは話されていました。

第1回、第2回のハイウェイめし甲子園で地元のご当地名物に注目し、開発された2つのメニュー。いずれも人気メニューとなり、店のグランドメニューに残っていくという道をたどっています。
福島松川PAを訪れたら、ここでしか味わえないご当地メニューをぜひ楽しんでみてくださいね。
東北自動車道 福島松川PA(上下)
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