
注目される存在になっただけに、王者として審査なしで出場できる2度目の大会は「ものすごいプレッシャーがあった」という。
「初出場で優勝して踏ん反り返ってるんじゃないかと思われるのはすごく嫌だったし、これが日本一だぞって同じ商品だけを持っていっても通用するわけないと思っていました。だから、優勝してからの1年はまたさらにいろいろな熟成ジャガイモを食べさせてもらいながら、商品開発に専念しました」
ピルカを使ったディープソルトに加えて採用したのは、波佐さんが2年間熟成させたジャガイモ「インカのめざめ」。ピルカの甘さに勝るとも劣らないこのジャガイモに北海道産のバターを合わせた「ムーンソルトバター」の2商品で、次の大会に臨んだ。
2025年6月13日から6月15日に横浜赤レンガ倉庫で開催された「Japan French Fries Championship 2025」は、大阪、埼玉、愛知、静岡、北海道からは「zzz365」のほかにもう1店舗が加わり、6店舗での争いとなった。
今回も「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2025」と同時開催となり、会場には前回を大きく上回る7万人が訪れた。来場者が増えれば、票も割れる。より「味」が問われるシビアな戦いのなかで、2連覇を達成する。
「負けられないという思いはありましたけど、実は優勝できるって思ってなかったんですよ。 前回優勝しているから、やっぱり見られ方が違うじゃないですか。でも、前回より差をつけての優勝だったから、うちのフライドポテトに自信が深まりましたね。1回目はまぐれということもあり得ますけど、2連覇は簡単なことじゃないと思うので」