
中ノ沢温泉の散策を終え、会場の「リステル猪苗代」まで送り届けてもらうと、すでに雪女たちが集結していた。思っていた以上の迫力に、ただただ圧倒された。
この日は、日本各地から雪女や妖怪、合わせて13人が参加していた。
そのなかのひとりに声をかけてみると、愛知からやって来たという。今回が初参加で、Xで雪女の募集を見つけて名乗りをあげたのだとか。 福島の郷土料理「いかにんじん」と日本酒をたしなむのが楽しみだと話す笑顔がまぶしい。
栃木から来た雪女さんは、今回で3回目の参加。「福島がだんだん馴染みの場所になってきた」と話す彼女のお勧めは、会津柳津名物の「あわまんじゅう」。「あれは饅頭じゃありませんよ。もはや飲み物です!」と、興奮気味に語ってくれた。あわまんじゅうが大好物な私も完全に同意だ。
さまざまな土地から雪女たちが集まってくる一方で、地元に雪女がいないことは長年の課題だった。ところが今回、初めて雪女見習いとして地元から3人が名乗りをあげたそう。雪女まつり7回目にしてようやく芽生えた、嬉しい変化だった。