
この不動滝、実は滝壺のすぐそばまで、舗装路が続いている。車椅子のまま滝の真下に立てる全国的にも珍しい「バリアフリーの滝」なのだ。案内してくれた長谷さんはこういう。
「日本中探しても、こういうところはあんまりないと思います。身を清め、心を鍛えたい人が、誰でも滝行をできるように考慮しています」
この日も、半身が不自由な参加者が滝行に臨む予定だったが、体調を考慮して見送られたそうだ。
無事に滝行ができるように、滝開きの法要では能登地区の真言宗のお寺の僧侶が集まり、1年間の滝の安全を祈願する。このように多くの人に支えられているからこそ、この滝は誰にとっても、安心して身を委ねられる場所になっているのかもしれない。
8月のお盆時期にはライトアップもされ、なかなか幻想的な雰囲気になるという。通常、滝行ができるのは、滝開きから9月までの間だ。