未知の細道
未知なる人やスポットを訪ね、見て、聞いて、体感する日本再発見の旅コラム。
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ホットなSummerに「うみがたり」で涼を取る。 なぜ、上越にマゼランペンギンが100羽も!?

文= 川内イオ
写真= 川内イオ
未知の細道 No.310 |10 August 2026
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#72メートルも積雪する冬の過ごし方

1日2回開催されているペンギンのえさやり体験(有料、先着順)の様子。

擬岩の巣は9月頃に撤去され、その後は思い思いの場所で過ごす。意外だったのは、冬の暮らし。うみがたりがある上越市は豪雪地帯で、屋外にある展示エリアにも当然のように雪が積もる。それもちょっとどころではなく、時には2メートルに達するという。

「そうなると、私たちはいち早くもとの状態に戻すために朝から夕方まで1日雪かきです。その間、ペンギンが雪の上に乗って脱走すると困るので、プールに入ってもらいます。南米の野生の環境では雪が降らないので、雪が降ると驚いてますね」

前述した、ペンギンの展示エリアにある解説に「真冬を除けば平均気温が上越市と近く~」とあったけど、そういうことか!

雪が降るなかでプール……人間の感覚だと想像するだけで凍えてしまいそうだ。でも、プールの水が凍結していないということは0度以上あるわけだから、雪の上でじっとしているより暖かいのかもしれない。

「プールにずっといて大丈夫なんですか? と聞かれることもあるんですけど、野生のペンギンが陸に上がるのは繁殖の時だけなんです。基本的に海で暮らす生きもので、繁殖を終えた後、半年間くらいは海を回遊しているので、なんの問題もありません」

気持ちよさそうに泳ぐペンギンたち。見ているだけで涼む。
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未知の細道とは

「未知の細道」は、未知なるスポットを訪ねて、見て、聞いて、体感して毎月定期的に紹介する旅のレポートです。
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