未知の細道
未知なる人やスポットを訪ね、見て、聞いて、体感する日本再発見の旅コラム。
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ホットなSummerに「うみがたり」で涼を取る。 なぜ、上越にマゼランペンギンが100羽も!?

文= 川内イオ
写真= 川内イオ
未知の細道 No.310 |10 August 2026
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#2目と鼻の先にいるペンギン

これだけ近くでマゼランペンギンを観察できる水族館は珍しい。

うみがたりは入り口から3階に上がり、2階、1階と降りてくるのが通常の順路。でも僕はペンギンに会いたくて、真っ先に2階にあるマゼランペンギンの展示エリアに向かった。着いた瞬間、その距離感に驚く。あっさりとまたげるような低い柵に仕切られているだけで、目と鼻の先にペンギンたちがいるのだ。艶々した毛並みやそれぞれ微妙に異なる表情、模様もハッキリ見える。想像以上に近い!

ペンギンたちは、一大生息地であるアルゼンチンのプンタ・トンボを再現した土の上で暮らす。ペンギンといえば氷というイメージを持っている読者も多いと思うけど、田中さんによると、それは少数派だ。

ペンギンたちの表情や毛並みの違いも良く見える。

「世界に約18種類いると言われているペンギンのなかでも、氷の上の寒いところにいるのは 4種類ぐらいなんです。日本で有名なフンボルトペンギン、ケープペンギン、マゼランペンギンは陸地で生活します」

試しにプンタ・トンボを検索してみて、驚いた。野生のマゼランペンギンが生きるのは、まばらに草が生えた、石ころだらけの陸地。リャマやアルパカに似たラクダ科のグアナコも同じエリアに暮らしているというから、ペンギン=氷とはまったくイメージが異なる。

ちなみに、マゼランペンギンとフンボルトペンギンは見た目も住んでいるエリアもよく似ていて、見分け方は模様。胸元に2本の黒いラインが入っているのがマゼランペンギンだ(フンボルトペンギンは1本だけ)。

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未知の細道とは

「未知の細道」は、未知なるスポットを訪ねて、見て、聞いて、体感して毎月定期的に紹介する旅のレポートです。
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